1984年にイギリスで出版されたロングセラーの絵本『わすれられないおくりもの』。かけがえのない友を失った大きな悲しみを乗り越えていく感動のストーリー。
誰からもしたわれていたアナグマは、年をとって死んでしまいます。
いつでもそばにいてくれたアナグマがいなくなり、森のみんなはどうしていいかわかりません。春になり、みんなで大切な友について語り始めます。
それぞれがアナグマを思い出し、アナグマが教えてくれたことを語り合う温かな時間。
アナグマが教えてくれたこと、ずっとそばにいてくれたことを思い出し、アナグマがたくさんの贈り物を残してくれたことに気づきます。
大切な家族や友人の死をどう乗り越えるか、命について考える絵本。
子どもへの読み聞かせにはもちろん、大人にもぜひ読んでほしい贈り物にもおススメの一冊です。